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スマホとの付き合い方


春期講習で行ったHR第2弾
「スマホとの付き合い方」について紹介します。

子どもたちの最も身近なICT機器であると言えるスマホ。
通信手段や記録手段、検索手段と生活や学習の様々な場面で、子供たちにとってもはや手放せない機器になっているように思います。
子どもたちにとって、友達や家族との大切なコミュニケーションツールであり、学習のツールとして調べたり、青春の一コマを記録したりと、とっても便利なメリットの多い道具であると思います。
しかしスマホも道具なので、その使い方や使う場面を間違えるとメリットよりもデメリットが前面に出てきてしまうこともあります。

よく言われているデメリットが、スマホ依存やブルーライトなどの身体的影響、直接の対人コミュニケーション力の低下などがあります。
その中でも、学習に関する実験データがあるので、紹介します。
一つ目は、アメリカの大学での実験データです。
スマホと学習者との位置関係が学習に及ぼす影響についての調査です。スマホが手に取りやすい位置にあるのか目につかない位置にあるのかで、テスト成績に及ぼす影響について調べた結果、スマホを別部屋に置いたグループ、つまり目につかないところに置いたグループが好成績を納め、机上に置いてあったり、ポケットに入れていたりしたグループは成績が下位となったというものです。
もう一つの実験は、仙台市で行われた中学生を対象とした調査です。
これは、家庭学習時間とスマホを扱っている時間と数学のテストの平均点を調べたものです。
結果は、スマホ時間が長いほど平均点が悪く、これは家庭学習時間が長くても当てはまるという結果となっています。
これらからいえることは、スマホの使い方や場面を間違えるとせっかく学習したことを失う可能性が高いと言えます。

つまりスマホを使えば使うほど、学力が破壊される可能性が高いということです。
それを防ぐには、しっかりと時間帯によってスマホで行うことを決めるなどの、ルールを決め、特に学習中は、そばに置かない。
ということが、スマホのメリットを生かし、学力低下を防ぐ大事なことです。
これを守るか守らないか。やるかやらないかは、あなた自身のことです。